2012年5月13日

街に出るときはカードは一枚

クレジットカードや銀行カードの宣伝ではない。

最近の強盗や電撃誘拐(sequestro relâmpago)などの犯罪はだんだん洗練されてきている、というか、多人数で役割を分担して、手口が手馴れてきている。
しかしいつも被害者のスキをつく点は同じだ。

ある年配女性は3時間の恐怖を味わった。
友人と二人で(車に乗ろうとして)いたところ、二人組の強盗に囲まれた。
一人の犯人がハンドルを握り、犯行の間たった一回しか停車しなかった。
それは、奪ったカードと小切手帳全てを、別の車にいた共犯者に渡した時だった。

三人目の共犯者は、他の二人と連絡を取りながら現金を引き出した。
彼らは、駐車場にどんな車があるか、何人乗っていたか、女性か、一人でいるかなど、(あらかじめ)連絡を受けているようだった。

別の男性は4人組の強盗に捕まり、ショッピングセンターに連れて行かれた。
そこでさらに悪党一人が加わり、3人は被害者を拘束する役で、他の2人は奪った銀行カードで現金を引出し、クレジットカードで買い物をしまくった。

悪党たちは、人々のある共通した性質を利用する。
それは不注意、気の緩みだ。
もしあなたが電話をしている最中だったら、家族の、学校の、あるいは職場の心配にとりつかれていたら、あなたの周りのことに気を使っていられるだろうか。

サンパウロの軍警察広報担当者は、電撃誘拐の継続時間は被害者が携帯するカードの数に比例する、と注意を呼びかける。
「被害者はより長時間犯人に拘束される。
いくつものカードでいくつものATM (caixa eletrônico)で引き出さなければならないからだ。」

不注意な行動はほかにもある。
通りの真ん中で何気なく財布を広げて、札やカードを取り出す人も多い。
銀行の中であっても油断できない。
見張りがいる可能性があるからだ。
大金を持っているのを見られたら、身なりを共犯者に連絡されてしまう。

(11/05/2012 13h54 - Atualizado em 11/05/2012 13h57
Pequenos cuidados podem evitar que você vire vítima de bandidos
http://g1.globo.com/jornal-hoje/noticia/2012/05/pequenos-cuidados-podem-evitar-que-voce-vire-vitima-de-bandidos.htmlから)

札入れ・カード入れを札やカードではちきれんばかりにパンパンにしている人がいる。
これはポケットに入れても、そのボリューム満点で膨らむため、悪党に目をつけられそうだ。
その上に、この記事で説明するように、カードがたくさんあればあるほど、犯人は全てのカードを使いきろうとするのは当然だ。

それぞれの銀行は、運悪く犯罪が起こっても一件あたりの被害額を抑えようと、夜間の引き出し限度額を昼間と比較して低く設定するが、一行200レアルとしてもカードが5枚入っていたら1,000レアルになる。
複数の銀行のカードが使える機械があっても、犯人の心理として5枚全部を一箇所で引き出すとは限らない。
その場合、5ヶ所のATMを転々として引き出すだろう。
その間、被害者は共犯者に拘束され続けるわけだ。

犯人たちは連絡を取り合っているから、ニセの暗証番号を教えたりしてごまかすことなどできるわけがない。
腹を立てた犯人に殴られるのがおちだ。

都会に住んでいる人は、現金も小切手帳もカードも全く持ち歩かないわけにはいかないだろう。
現金を持ち歩くときには大部分を隠し持ち、「見せ金」を出しやすいところへ用意しておけと言われるが、カードを幾枚も使う人は、限度額の低い「捨てカード」を決めておくのが良いのだろうか。

でも、強盗が多人数で組織されていて、犯行にかける時間に余裕があったなら、身ぐるみ剥がれたらおしまいだ。
結論としては、カードを複数持ち歩くなということになる。

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